着物お手入れ

着物のクリーニング頻度はフォーマルと普段着で少し違います。

2020年1月27日

悩む女性
着物をクリーニング出したいんだけど、出す頻度ってみんなどれぐらいなんだろう?クリーニングの内容や料金も気になるなし、どこに出したら良いんだろう?

 

こんな質問にお答えします。

 

実は、 着物のクリーニングの頻度はどれぐらいなのか? 皆さん困っている印象です。

 

  • 着た後すぐに出した方が良いかな?
  • 数か月後に着るし、そのあとでも良いのかな?
  • このあと全く着る機会がないけどクリーニング出したが良いかな?

 

こんな事を考えている人が多い印象です。

 

この記事では、気になる着物のクリーニング頻度について解説します。

 

結論は、基本的には「着たらすぐにクリーニングする」が正解です。

 

本記事の筆者は実際、着物業界で20年現場で働くプロです。

 

年間では1,000件以上の着物メンテナンスをアドバイスしております。

 

経験談からご説明しますので最後までご覧ください。

 

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この記事を読んで欲しい人

  • 着物のクリーニングってどんな頻度でだすの?
  • 内容や料金が気になるな・・・
  • どこに出したら良いのかな?

着物をクリーニングに出す頻度は?

着物をクリーニングの出す頻度は以下の2つの観点から考えます。

 

フォーマルの着物

普段着の着物

 

で着物のクリーニングの頻度は違います。

 

フォーマルの着物のクリーニング頻度は?

フォーマルの着物は着た後毎回からなずクリーニングに出しましょう。

 

ちなみにフォーマルの着物は

 

  • 留袖
  • 振袖
  • 喪服(黒紋付)
  • 色留袖
  • 訪問着
  • 色無地
  • 付け下げ

 

を指します。

 

「あなたは今回着たフォーマルの着物を今度いつ着ますか?」

 

1か月後?1年後?10年後?フォーマルの着物なら特に予定がたたないものです。

 

たとえ短時間でも着物を着たらなにかしらの汚れが付きます。

 

トイレに行ったときの水道水には鉄分が含まれています。

 

その時は濡れただけで、すぐ乾きますが、数年たつとその鉄分が原因でシミが浮いてくることもあります。

 

食事をした席ならなおさら、自分では気を付けていてもまわりの方から汚されていたなんでケースもあります。

 

着物専門店の現場でも、毎日クリーニングを持ち込まれる着物をみていますが、何が原因のシミか特定できない場合があります。

 

今は昔と違い何枚も着物を持つ時代ではありません。

 

大切な着物をキレイに長く着る為に着物を着た後は必ずクリーニングに出すことをおススメします。

 

ただし、振袖に関しては、成人式前に前撮りをしますので、クリーニングの頻度は毎回でなくても良いです。

 

関連記事>>>振袖のクリーニングは毎回必要か?答えはケースバイケースです。

 

コスパの良い方法でクリーニングしましょう。

 

普段着のクリーニング頻度は?

基本的にはシーズンオフでクリーニングしましょう。

 

要するに、7月、8月に浴衣を着る前にクリーニングするという事です。

 

クリーニングする対象の着物の素材はが良いでしょう。

 

木綿、ポリエステル素材の着物であれば、自宅でもメンテナンスできます。

 

手触りで何の素材かわからない場合は専門店に相談しましょう。

 

着物クリーニングの内容とは?

着物の丸洗い

基本的に着物のクリーニングとは丸洗いまるあらい」「京洗いきょうあらい」「生洗いきあらいの事をいいます。

 

石油系の有機溶剤で着物の状態のままドライクリーニングします。

 

着物専用の洗濯機で洗浄してきます。

 

絹は水で洗うと伸縮します。

 

表地と裏地、更に縫い糸の縮みぐあいがそれぞれ違うので仕立てのバランスが崩れ、仕上げで基に戻すことが難しくなります。

 

そのため仕立てたままで水洗いはしません。

 

丸洗い手順

上記の通り、水を使わずに有機溶剤を用いて洗浄するクリーニングです。

 

絹の着物でもほとんど縮む事なく仕立てをほどく必要はありません。

 

袖口、衿元を専用のブラシで部分的に予洗いした後で機械に入れて洗浄していきます。

 

丸洗い+汗抜き

暑い時期にきた後は特に要注意です。

 

汗抜きをすすめます。

 

理由は、丸洗いでは汗は抜けない為です。

 

特に長襦袢の衿の汚れなどは丸洗いできれいになって来ても何年か経って着ようとしたら黄ばんでいるケースも少なくありません。

丸洗いだけでは汗は落ちません。

着物を着れば汗はつきものですので「汗抜き加工」も一緒にお願いした方が良いでしょう。

着物を着て汗をかいたらすぐクリーニング必要?併せて汗抜きをすると良いです。

汗抜き加工についてくわしく解説してますのでご覧ください。

 

着物クリーニングはどこがおすすめ料金は?出す場所は?

着物専門店

着物クリーニングの料金の目安は2,000円~4,000円程度です。

 

着物専門店でクリーニング出してもそんなに高くはありませんよ。

 

なぜなら、地元専門店は着物のクリーニングで利益を考えていないケースが多い為です。

 

地元の着物専門店は来店客数が顕著に少ない傾向にある為来店促進の為に着物のメンテナンスで利益を取らない傾向になってきました。

 

だからこそ着物専門店での丸洗いは料金的には魅力といえますね。

 

地元クリーニング店

地元のクリーニング店はそもそもクリーニングで利益を出しています。

 

料金設定は通常もしくは高めに設定されている印象です。

 

1万円前後が妥当な料金設定だと思われます。

 

特に留袖や振袖の料金は高めの印象ですので、利用する場合は良く調べた方が良いです。

 

ネットで着物をクリーニング

雑誌着物Salonでも取り上げられたきものtotonoeのネットでのクリーニングがおススメです。

 

やり取りも簡単で時間がなくて専門店に持ち込み出来ない方でも安心、安全で使いやすいです。

 

ちょっとした汚れでも着物は致命傷になりますので、気になる方は利用しましょう。

 

関連記事>>>【ネットで完結】着物クリーニング3社比較。実績拮抗、特典やオプションに注目

 

ネットも専門店も地元クリーニング店も加工内容は同じ

着物専門店も地元クリーニング店も最終的には専門のメンテナンス業者に委託して加工を依頼します。

 

加工内容が同じであれば、着物専門店かネットの丸洗いに出した方がお得という事になります。

 

帯のクリーニング頻度は?

帯のクリーニング頻度は、実は着物と違い、毎回クリーニングしなくても良いです。

 

必要なメンテナンスは「プレス」加工で、しわをとる事をおススメします。

 

関連記事>>>帯のクリーニング頻度は?【自分でできるメンテンナスのポイント4つ紹介】

 

参考までにご覧ください。

 

長襦袢のクリーニング頻度は?

長襦袢のクリーニングは着物以上に必要ですね。

 

ドライクリーニングに併せて、「汗抜き」加工をおススメします。

 

着物以上に長襦袢は汗をかく事が多い為、メンテナンスが必要なのは長襦袢ですので汗抜きをしてください。

 

関連記事>>>長襦袢のクリーニングの料金は?【着物より○○になる場合あり】

 

で解説してますのでご覧ください。

 

着物をクリーニングに出す頻度は?まとめ

着物を着たあとは毎回かならずクリーニングに出しましょう。

  • 着物クリーニングとはドライクリーニングの事です。
  • 汗抜き加工は別途料金が必要です。
  • 着物クリーニングの料金は専門店が断然安いけど不便
  • ネットが断然楽にクリーニングできて、安心安全

 

 

絹の着物を長く着る為には、着た後のメンテナンスは重要です。

 

こんな時代だからこそコスパを重視したいものですね。

 

加工内容は特に大きな違いはありませんので正しい知識で賢く着物ライフを満喫したいもですね。

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kiyosan

着物専門店で20年程勤務してます。 冠婚葬祭・通過儀礼の着物 普段のカジュアル着物まで、オールラウドにアドバイスしてます。 家族行事は全部着物で参加した2児のパパです。

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