着物お手入れ

着物の収納に防虫剤は必要ありません【例外あり】プロが解説します。

2020年2月2日

悩む女性
着物の収納に良く防虫剤を入れてる人がいるけど、本当に必要なのかしら?一番良い保存方法やなんか良い物があれば教えてほしいな

こんな質問にお答えします。

この記事を読んで欲しい人

  • 着物の保存に防虫剤は必要?
  • 一番良い保存方法を教えて
  • 何か良いグッズがあれば教えて欲しい

着物の収納に防虫剤は必要ありません【例外あり】

虫食いの原因はウールの着物

昔から着物は「絹物」「ウール」「綿」など様々な材の種類がありました。

今現在ウールの着物はほとんど販売されていません。

一部取り扱いのある専門店はあると思いますが、新しく購入する方は少ないです。

なぜか??需要がないからです。

お正月の定番アイテムだったウールの着物も今ではすっかり店頭では見なくなりました。

虫食いの原因はウールの着物

その為、今から着物を揃える方は防虫機能付きの保存グッズは必要ないといえます。

タンスにウールの着物がある場合は防虫剤も必要

昔はウールのアンサンブル(着物と羽織が同じ生地でセットになっている物)が流行していて男女共に一枚は持っている方も多かったものです。

特に男性物の着物といえばウール素材が多く定番の着物でした。

そんなウールの着物がタンスに入っている場合は防虫剤は必要といえます。

ウールの着物に虫が来ることで絹の着物にも虫が来ることにもなります。

ウールの着物がタンスにあれば防虫剤も入れておきたい物です。

絹の着物に最大の敵は湿気

現在ではほとんどの着物は「絹」「綿」「ポリエステル」素材で販売されている為、「防虫」より「湿気」が最大の敵といえます。

特に絹の着物はフォーマルの着物に多く高価な物が多い為、きれいに保存していきたい物ですよね。

防虫<除湿を優先して保存しましょう。
除湿をしておくとカビの抑制、着物の縮み防止などの効果があります。
タンスの引き出しに1枚必ず除湿シートを入れておきましょう。

防虫機能付きおススメグッズ

現在では、しょうのう、ナフタリンは使用しません。

理由は化学反応を起こしてタンスの中で「ガス」を発生させ、色あせ、シミ、悪臭の原因を作ってします。

単体での使用はもちろん、併用は絶対避けましょう。

今の主流は「除湿」ですが、どうしてもの場合は「防虫」も視野に入れておきたいものです。

そこで私が普段からおススメするグッズを紹介します。

着物の防虫機能付き除湿シート

何回も書きますが、除湿が現在のカギになります。

現代家屋は昔の家と違い密閉性が高い為湿気が家にこもりがちです。

その為しっかりとした除湿対策+防虫対策をするためにもおススメグッズを紹介します。

業界最大手の撥水業者推奨の除湿シートで数ある除湿シートの中でも「防虫効果」を兼ね備えています。

シート自体を小分けに分解でき、草履や普段履くブーツや革靴の中にも入れることができます。

繰り返し使えるように日陰干しする目安になるシグナルもついています。

除湿シートをタンスの各引き出しに1枚入れておきましょう。

まとめ買いされる方も多数いるぐらいです。

効果抜群ですので、ぜひお試しください。

着物キーパー

手持ちの着物で一番大切にしている物、お気に入りの物は小分けにして1セットにして保存できる便利グッズになります。

小さな除湿シートもついていて、着物のメンテナンスグッズ最強ではないかと思います。

着物+帯+長襦袢の3枚1セットにして完璧な保存状態を作り出しましょう。

後で整理するときも1セットになっているため、安心ですね。

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まとめ

  • 基本的に今から揃える着物には防虫は必要ありません。
  • 昔のウールの着物がタンスにある場合は「防虫対策」が必要です。
  • 今からの着物は特に湿気に十分注意してください。
  • 除湿+防虫グッズをうまく活用して大切な着物を守りましょう。

着物は不思議と買う時期と着る時期が違う場合が多いです。購入してもすぐ着ない物です。

だからこそ、いざという時に困らない正しい保存方法で大切な着物を長く愛して着て欲しい物ですね。

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kiyosan

着物専門店で20年程勤務してます。 冠婚葬祭・通過儀礼の着物 普段のカジュアル着物まで、オールラウドにアドバイスしてます。 家族行事は全部着物で参加した2児のパパです。

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