本記事では、ママ振で成人式を迎える為に考えておきたい事11選をまとめました。
日頃質問の多い箇所をまとめ、記事にしております。
参考になれば幸いです。
すこしでも着物に対しての疑問を解消できれば書いておりますので、質問、コメントあれば、気軽にお声かけください。
この記事の目次
ママ振で成人式を迎えるための事前準備4選
ママ振で成人式を迎える為の大前提を確認しておく必要が4点あります。
- 成人式の対象年齢を確認する
- 本人が成人式に出る意思があるか確認する
- 成人式までの準備期間があるか確認する
- 成人式にかかる予算を確認する
基本的な事ですが、法律やコロナの影響もある為、細かな確認が必要ですね。
成人式の対象年齢なのか確認する
2022年4月1日より法改正により成人年齢の引き下げが実施されました。
成人の年齢が18歳となって自分の娘が成人対象なのかわからないという親御さんも多い事でしょう。
可能な限り自分の住む自治体のHPを随時確認しておく必要がありますね。
成人式はどうなる?
成人式の時期や在り方に関しては、法律による決まりはありません。各自治体の判断で成人式は実施されており、多くの自治体では、1月の「成人の日」前後に開催し、その年度に20歳になる方を対象にしています。
成年年齢が18歳に引き下げられた後、対象は18歳の方に変わるのか、変わった場合は高校3年生の1月という受験シーズンに実施していくのか、施行後初となる2022年度(2023年1月)の成人式は、18歳、19歳、20歳の3世代同時に実施するのかといった課題があると指摘されています。
政府では、成年年齢引下げを見据え、各自治体が実情に応じた対応ができるよう、関係者の意見や各自治体の検討状況を取りまとめ、情報発信をしてきました。出典政府広報オンラインより
本人が成人式に出る意思があるか確認する
自分の娘が成人対象だとしても、当の本人が成人式に出席するかを確認する必要があります。
- 親が転勤族で、学生時代の友人がいない
- 仕事に追われていて、成人式に出席できない
- 学生で親元から離れていて、帰省できない
いろんな条件があるので、本人の意思を確認しておく必要があります。
コロナの影響がかなり出ています。帰省できない、しないという声も良く聞きます。
そもそも、成人式に出席しないというお嬢さんもいます。
「親の心子知らず」という言葉があるように、当然成人式に出席するものだと思っていても、本人は全く成人式に参加する意思がないという事もあります。
私の経験では、成人式の前日まで参加しないといっていても当日誘われたから、成人式に参加したいといって振袖をレンタルしたという経験があります。
かなり大変でしたが、対応できてよかったです(汗)
しつこいと思われるぐらい確認してよいです。
成人式にかかる予算を確認する
成人式でママ振を着る場合は、当時のサイズやコーディネートでバッチリ着せられる場合は低予算で済みます。
ですが、少しでも手直しが必要な場合にかかるお金はおおむね、10万~15万程考えておくべきです。
お直しやコーディネートの変更がある場合もあります。
詳しくは【ママ振袖】お直しで考えておく予算は?どこまで許容範囲かで決まります。で解説しています。
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【ママ振袖】お直しで考えておく予算は?どこまで許容範囲かで決まります。
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成人式までの準備期間があるか確認する
成人式の当日までの準備期間の平均は1年半が目安です。
- ママ振を手直しがする場合は約1か月半から2か月かかる
- 前撮りは成人式前の最適な季節に行う
少し解説します。
ママ振を手直しがする場合は約1か月半から2か月かかる
ママ振を手直しする場合は最低でも1か月半から2か月はかかると考えておきましょう。
ドライクリーニングにあたる「丸洗い」でも約40日かかります。
詳しくは振袖のクリーニングは毎回必要か?答えはケースバイケースです。で詳しく解説しています。参考にご覧ください。
加えて、シミ抜きや、サイズ変更(寸法替え)がある場合はもっと日数がかかる為、成人式を迎える日から逆算することをおすすめします。
前撮りは成人式前の最適な季節に行う
成人式で振袖を着る前に前撮りを実施します。
前撮りには最適な季節があります。
振袖を着る時は天候が良くて、暑くない季節がベストなシーズンです。
梅雨や猛暑、七五三のシーズンを避ければスムーズに予約もとれて、撮影できます。
しっかり余裕をもって前撮りをしたいものですね。
関連記事>>>振袖の前撮りはいつ撮るのがベストか?最適シーズン3選
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ママ振で成人式を迎えるための具体的TO-DO4選
- 成人式でママ振を着る為に不足品はないか確認する
- ママ振のお直しが必要ないか確認する
- 成人式当日の着付けやヘアメイクをどうするか確認する
- ママ振が着れない場合はどうするか確認する
成人式でママ振を着る為に不足品はないか確認する
ママ振に必要な振袖、帯、長襦袢はすぐに思いつくとは思います。
ですが、細かい準備品はわからないという人も多いものです。
振袖を着る時に必要な小物を名称と役割をしっかり理解して準備しましょう。
あわせて、成人式に必要な知識も勉強しておきましょう。
参考になるかわかりませんが、【必読】振袖を着るときに必要な小物19選&事前準備6選を参考にご覧ください。
ママ振のお直しが必要ないか確認する
母親とお嬢様の身長が同じでも、手足の長さが全く違う事がよくあります。
早い段階でしっかり羽織らせることが重要です。
早めに羽織らせることで好みの把握もできますので、確認は早いにこした事はありませんよ。
専門店では定期的に着物クリニックなどが実施されています。
見積もり無料のところが大半ですので、気軽に相談してみましょう。
予算とかけ離れた金額になる場合は考えてみても良いしょうね。
成人式当日の着付けやヘアメイクをどうするか確認する
成人式の振袖問題は着物だけに限ったものではありません。
振袖が決まったら、着付けの依頼をしておく必要がありますね。
人気に美容室や、着付けやヘアメイクの上手な所は早めに抑えておきたいですね。
特に今は髪型や、小物の装飾へのこだわりがあるので、細部までリクエストに応えてくれるところを早めに予約しておきましょう。
ママ振が着れない場合はどうするか確認する
母親が思いを馳せている以上にお嬢さんがママ振にさめている事があります。
詳しくは【意外と多い】娘がママ振を着たくないという理由3選を参考にご覧ください。
ママ振を着ない場合は購入か?レンタルか?の問題になります。
私の体感では購入2、レンタル8の割合ですね(汗)
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【母必見】振袖は購入かレンタルか?予算だけじゃない検討すべき5選を解説
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成人式が終わった後のママ振のメンテンナス3選
- ママ振を着終わったクリーニングに出す
- ママ振をきれいに保存する為のアイテムを使う
- ママ振をきれいに長期保存する為に定期的な虫干しを行う
ママ振を着終わったクリーニングに出す
成人式が終わったタイミングや、卒業式が終わった後にクリーニングに出しましょう。
飲食をしてシミが付いた時、汗をかいてしまったときはすぐにクリーニングに出しましょう。
毎回出したらお金がかかりますので最適なタイミングで行う事をおススメします。
振袖のクリーニングは毎回必要か?答えはケースバイケースです。で詳しく解説しています。参考にご覧ください。
ママ振をきれいに保存する為のアイテムを使う
成人式で振袖を着た後は、長期保存することになります。
ママ振をきれいに保存して孫の代まで着てもらえたら、良いですね。
そのためにも、正しい保存方法を知って、行う事が大切です。
今は、防虫よりも防湿が大事です。
便利な保存グッズも登場しました。ネットクリーニング業者では保存サービスもあります。
自分に合った最適解を実施してください。
関連記事>>>【超便利】きものキーパーはお一人様分収納に最適解な理由
関連記事>>>【ネットで完結】着物クリーニング3社比較。実績拮抗、特典やオプションに注目
ママ振をきれいに長期保存する為に定期的な虫干しを行う
振袖を着る機会は成人式だけではありません。
結婚の際の両家顔合わせや、披露宴でのお色直しなど、着用場面は少ないかもしれませんが、あります。
着用することが一番の虫干しと言われますが、なかなか着る機会がないのが振袖です。
1年に1回程度虫干しができれば、きれいに保存ができて理想的です。
振袖以外も虫干しできれば、効果的です。
関連記事>>>着物の虫干しの時期はいつが最適?時間や場所は3つのメリットも解説します。
定期的なたとう紙の交換や、除湿シートの交換も実施しましょう。
ママ振で成人式を迎える為の完全マニュアル11選|まとめ
- 成人式を迎えるための事前準備4選
- 成人式の対象年齢なのか確認する
- 本人が成人式に出る意思があるか確認する
- 成人式にかかる予算を確認する
- 成人式までの準備期間があるか確認する
- 成人式を迎えるための具体的TO-DO4選
- 成人式でママ振を着る為に不足品はないか確認する
- ママ振のお直しが必要ないか確認する
- 成人式当日の着付けやヘアメイクをどうするか確認する
- ママ振が着れない場合はどうするか確認する
- ママ振のメンテンナス3選
- ママ振を着終わったクリーニングに出す
- ママ振をきれいに保存する為のアイテムを使う
- ママ振をきれいに長期保存する為に定期的な虫干しを行う
法律、コロナで成人式事情も様変わりしそうです。
時間に余裕をもって大切なお嬢さんの成人式をお迎えください。
それでは。