着物に羽織はオシャレな着こなしですね。今回は最近はやりの羽織をご紹介します。
この記事を読んで欲しい人
- 着物にどんな羽織がオシャレかな?
- 流行ってあるのかな?
- いつ着たらいいんだろうTPOは?
この記事の筆者は着物業界で20年働く出世に縁のない現場第一主義のプロです。
今回は現在主流の羽織について紹介したいと思います。
ぜひご覧ください。
この記事の目次
着物に合わせる羽織の選び方を5つのポイントから解説
着物に合わせる羽織【サイズ】
流行は繰り返すといいますが、現在の主流はロング丈の羽織が圧倒的に人気です。
現在の主流はまた大正時代に戻っている気がしますね。
昭和の頃の主流の長さはお尻が隠れるか隠れないかぐらいの長さが一般的でした。
洋服で例えるとジャケットぐらいの長さになります。
平均身長も今と違い低かったので、バランス的にもちょうど良い長さといえました。
今派手で短い羽織を着るとちょっと時代遅れな感じがしますのでご注意ください。
あえて着るという手もありますが。
今は圧倒的に長い羽織がオシャレです。
着物に合わせる羽織【素材】
絹の場合は小紋の反物で作ることができます。
昔は羽織専用の長さの反物があったり、羽織やコート専用の柄や素材の物が売られていましたが、時代の流れでもはや無くなりつつあります。
絹物羽織の主流は小紋の反物から作る。これが主流です。
ポリエステルは既製品で十分
大正ロマンの意識した商品が多数でてますね。
大手デザイナーの物も数多く出ていますのでそのあたりで揃えるものありです。
参考までに・・・
着物に合わせる羽織【TPO】
基本的に羽織はカジュアルな小紋や紬に合わます。
コートと違い室内では脱がないで良いとされています。
理由は一つで、洋服で例えれば羽織はジャケットになりますので、室内では脱がなくてよいのです。
フォーマルでは味わえないおしゃれを室内でも味わえますよ。
普段着の着物に羽織はマストアイテムといえます。
季節感としては、11月~3月まで、と5か月ほど着用シーズンがあり、防寒対策やちり除けとしても重宝します。
着物に合わせる羽織【色合わせ】
現在の主流は羽織の色はシック目かモノトーンで選びましょう。
着物自体が薄い色でも濃い目の色でもシックな色合いの物を選んでおくとどんな着物にも合わせやすい物です。
迷ったらシック目を選んでおきましょう。
モノトーン最強です。
着物に合わせる羽織【柄合わせ】
無地系の着物には柄物の羽織、柄物の着物には無地系の羽織です。
この法則を覚えておくとバランス良くコーディネートができますので覚えておいて損はありません。
柄+無地 無地+柄が黄金法則と覚えましょう。
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まとめ
- 着物に合わせる羽織のサイズはふくらはぎの長さが主流
- 着物に合わせる羽織の素材は絹なら小紋の反物から選ぶ・ポリエステルの既製品も良いものあり
- 着物に合わせる羽織TPOは室内なら脱がなくてよいですよ。
- 着物に合わせる羽織の色合わせは、柄+無地 無地+柄以上を参考にトータルコーディネートで着物を楽しみましょう。
それでは。