着物をよく着るんですが、長襦袢の半衿がファンデーションでよく汚れます。しみ抜きするまではないと思い、自宅で簡単に洗えたらいいなと思うんですが、半衿の洗い方を教えてほしい。
こんな質問にお答えします。
実は半衿のシミは自宅で簡単に落とすことができます。
長襦袢と一緒に丸洗いに出せば半衿のファンデーション汚れも落ちてかえってきますが、長襦袢が洗える素材ならメンテナンスに出す機会は少ないかもしれません。
そこで本記事では「半衿の洗い方」を解説します。
この記事を読んで欲し人
- 長襦袢の半衿にファンデーションが付いた
- 半衿を自宅で洗いたい
- 半衿を外さずに何とかしたい
こんな悩みの人は最後までご覧ください。
この記事の目次
【簡単手間いらず】自宅で半衿の汚れを落とす洗い方を解説します。
自宅で半衿をお手入れする為には
- 頻繁に着る長襦袢にはポリエステルの半衿を使用する
- 半衿を洗うときは「中性洗剤」を使う
- 半衿はぬるま湯で手洗いする
上記3点を意識しましょう。
頻繁に着る長襦袢にはポリエステルの半衿を使用する
基本的に自宅で洗える半衿の素材はポリエステルがベストです。
ポリエステル素材は水につけて洗っても縮みや痛みがないからです。
仮に洗い方を間違ってもポリエステルの無地の半衿なら買い替えてもせいぜい2,000円円ほどです。
例えば、絹の半衿は水に通すと素材がザラザラしてしまったり、縮んだりするため、素材のちがいで洗い方が変わります。
無地の物でも、刺繍や金彩などの装飾のあるものでも、ポリエルテルの物は自宅で簡単にお手入れでるのでおススメです。
基本的に半衿を付ける時はポリエステル素材を使用しましょう。
半衿を洗うときは「中性洗剤」を使う
台所洗剤に代表される「中性洗剤」を使用してください。
洗濯用洗剤は「界面活性剤」が使用されている為、ポリエステルといえ、風合いが変わる事があります。
安価で揃うポリエステルの半衿であっても、中性洗剤で洗う方が長持ちします。
風合いを損なわないために台所の中性洗剤を使用しましょう。
半衿はぬるま湯で手洗いする
半衿につく汚れの代表は「皮脂」や「ファンデーションの汚れ」です。
要するに、脂汚れになります。
人肌程度のぬるま湯を使う事で、脂が浮きやすくメンテナンスしやすくなります。
中性洗剤を使用してぬるま湯で手洗いがベストなお手入れ方法になります。
半衿を外したくないまた縫いたくないという人は
半衿を長襦袢から取りお手入れをしても自分でつけられないという人は
- ワンタッチ半衿を使用する
- 洗える長襦袢ごと洗う
ワンタッチ半衿を使用する
いわゆる両面テープでつけられる半衿で一切糸や針を使いません。
付け替えが簡単なので、洗わず付け替える感覚でOKです。
洗える長襦袢ごと洗う
いまは進化していてフォーマル、カジュアルともに使える洗える長襦袢が存在します。
東レの爽竹長襦袢は色んなシーンに適していて半衿を付けたまま自宅で洗えます。
白を一枚もっておくことで、フォーマルに、柄物を使用すれば、カジュアルにと大人気です。
半衿も長襦袢ごと洗えれば取り外さずに洗う事ができるチートアイテムです。
是非一枚作っておいて損はありません。
爽竹長襦袢のレビュー!!販売のプロが太鼓判を押す4つの理由で解説していますので参考にご覧ください。
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【簡単手間いらず】自宅で半衿の汚れを落とす洗い方を解説します。|まとめ
半衿の汚れはしみ抜きするよりも、付け替えがコスパが良いです。
自宅で簡単にお手入れできるので正しい方法で洗いましょう。
- 頻繁に着る長襦袢にはポリエステルの半衿を使用する
- 半衿を洗うときは「中性洗剤」を使う
- 半衿はぬるま湯で手洗いする
上記を覚えておけば間違いないでしょう。
それでは。