こんな質問にお答えします。
この記事にたどり着いた人は正絹と読めるけど、着物の何の事を言っていうのかわからない人でしょう。
はたまた、パソコン、スマホで訓読みで「正」「絹」と検索してたどり着いたんでしょうか?
どちらにせよ、着物業界特有の「正絹」という表現ではありますが、パソコンやスマホで「しょうけん」と打ち、変換すれば答えはすぐ出ます。
はい、答えは「正絹」は「しょうけん」と読みます。
では、正絹の着物を少し詳しく解説します。
この記事を読んでほしい人
- 正絹って何?
- どんな着物が正絹に該当するの?
- 正絹と他の着物の見分け方は?
こんな人に向けて本記事を書いています。
参考に最後までご覧ください。
ご意見、ご感想はお気軽にコメントしてください。
記事ネタにさせていただきます(笑)
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この記事の目次
正絹の着物とは?
正絹の着物とは、100%絹で作られた物の事を言います。
ですが、帯に関しては金属糸やレーヨンなどを使用することもある為、100%絹の帯ではないこともあります。
しかし、総称して正絹と呼ぶこともあるので、一部金属糸を使用いていても正絹と言われています。
正絹の着物は主にフォーマルの着物全般の素材です。
フォーマルの着物とは、
- 振袖
- 留袖
- 色留袖
- 訪問着
- 付け下げ
- 小紋
- 紬
等の着物は正絹の着物であることが多いです。
お呼ばれ事で着る着物のほとんどは正絹=絹の着物であると考えておいて間違いありません。
正絹の着物と他の着物の違いは?
では、正絹(100%絹)の着物と対比する着物はどのような着物があるのでしょうか?
正絹以外の着物の素材として
- ポリエステル(化繊)
- 綿
- 麻
- ウール
などの素材があります。
絹以外の着物に関してはしゃれ物の着物の素材が多いです。
正絹の着物と他の素材の見分け方を解説
正絹の着物の糸をライターなどで燃やしてみると答えは出ます。
一般家庭で正絹の着物の糸を引っ張り出して、火をつけて燃やす事は少ないと思いますが、絹糸はチリチリ燃えて、炭になります。
ポリエステルの糸は糸の先端が丸まって溶ける印象です。
麻は絹の手触りと違いざらざらしていて張りがありシワになりやすい為、すぐにわかります。
正絹の着物とは?読み方や見分け方を解説します。|まとめ
- 正絹は「しょうけん」と読む
- 正絹と他の素材の違いを見分けるには繊維を燃やしてみる
- 正絹の着物は100%絹の着物の事を指す
- 絹は蚕が履く糸ででき、たんぱく質成分
- 絹は水洗いできない
- フォーマルの着物は90%は正絹の着物
正絹の漢字を見れば絹の着物とわかるのですが、口頭で聞いた場合「しょうけん」の着物はイメージが付かないかもしれません。
正絹の着物=着物の時代がありましたが、今では、綿や麻などの素材も増え、着物の素材も多種にわたってます。
正しい知識とメンテンナス方法を知って無駄のない着物生活を送りたいですね。
それでは。
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