こんな質問にお答えします。
実は、振袖の袖を切っても訪問着として成立しない着物があります。
「振袖の袖を落としたら訪問着になる」と言って買いそろえた人は恥をかかない為にも最後までご覧ください。
一概に振袖の袖を落とせば良いというわけにはいきません。少し条件があります。
ご意見、ご感想はお気軽にコメントしてください。
記事ネタにさせていただきます(笑)
この記事が良ければクリックお願いします。
↓
にほんブログ村
この記事の目次
振袖の袖を切ると訪問着?ちょっと待って!それ本当を解説します。
振袖の袖を切っても訪問着にならない理由【色】
振袖は二十歳の成人式で映えるような色をしたものが多いです。
そのため、自分が主役ですよという色あいの物が多く特に原色使いの物が主流です。
かたや、訪問着や付け下げと呼ばれる着物は結婚した後に着るフォーマルの着物ですが、相手をたてる着物として、落ち着きのある色合いの物が主流です。
特に20年ほど前の振袖は振袖の色合いで販売されている為、袖を切って訪問着の形にしたとしても色合いがNGなのです。
30代前半なら着こなせましが、40代、50代になって振袖の袖を落とした訪問着を着ることは常識的に不可能ですので、諦めてください。
振袖の袖を切っても訪問着にならない理由【柄】
色の問題と同じで、振袖の柄もまた20代未婚女性に映える柄になっています。
訪問着や付け下げの柄と違い「大きめ」になっていて存在感のある柄の物が主流です。
そのため、たとえ袖を切ったとしても振袖だった印象は残ります。
柄が大きいかな?と思うのであれば袖を切っても意味はありませんので、注意しましょう。
振袖の袖を切ると訪問着になる物は?
全く柄がない色無地から作った振袖
昔は色無地を2反使い振袖になるように誂えていました。
最後には色無地になるように仕立てられていた為、色も柄も袖を切っても大丈夫でした。
今と違いおススメする着物専門店も、ユーザーもしっかりした知識があったので、無駄がありませんでした。
振袖の袖を切ると訪問着?ちょっと待って!それ本当を解説します。
- 振袖の袖を落としても20年後30年後に着れる色かを確認する
- 振袖の柄は大柄ではないか確認する
最低限上記2点は確認しておきましょう。
気になるようであれば振袖の袖は落とさずに後世に残るようにしっかり「湿気」対策をして、長期保存することをおススメします。
ご意見、ご感想はお気軽にコメントしてください。
記事ネタにさせていただきます(笑)
この記事が良ければクリックお願いします。
↓
にほんブログ村