こんな質問にお答えします。
フォーマルとカジュアルのシーンで分けて紹介します。
参考にして下さい。
日に日に着物がいつ、どこで着るか良くわからない人が増えてきた印象です。
そこで今回は着物のTPOに触れてみたいと思いますので参考にし下さい。
尚、わたくしの経験からの意見ですので、絶対ではありませんので、了解下さい。
この記事を読んで欲しい
- 着物はいつ着るの?
- フォーマル?っていつ?
- カジュアル?っていつ?
この記事の目次
着物はいつ着るの?着物を着る機会場面【フォーマル】
フォーマルの着物を着る立場、TPOの知識が多少必要です。
着物が難しく感じる事が多いのはこの知識が分からないからでしょう。
フォーマルでの着物を着る機会は人生でもそんなに多くはありません。
【成人式】
男性
紋付・袴
女性
振袖or小紋+袴
成人式で着用する着物は振袖が大半です。
実に成人式参加の90%以上の方は振袖を着用しています。
成人式での公式の服装は昔も今も振袖です。
今後はどうなるかわかりませんが。
男性の紋付袴姿も増えてきましたね。
【結婚式・披露宴】
参加する立場によって、結婚式や披露宴では着物の種類は違います。
新郎新婦の母親は「黒留袖」という着物を着ます。
花嫁は「白無垢」「色打掛」「振袖」を着ます。
花婿は「紋付袴」などを着用します。
未婚の女性は「振袖」、身内になれば「色留袖」「訪問着」「付け下げ」を着用します。
一人、二人かもしれませんが着物姿の人が披露宴にいると華やぐものです。
TPOはありますが、今では着物姿=正装のイメージはありますね。
【初仕事】
1月の初出勤の時は着物姿で、というと所もまだまだあるみたいですね。
実は我々の業界は今でも1月の初出勤では着物出勤は暗黙の了解となっています。
まぁ限りなく少なくなりましたが。
【パーティ】
日頃からパーティーなんかそんなに頻繁にないです。
ないですが、フォーマルの着物を着ても良いです。
頻繁に着物を着てパーティーに出席している人はセレブでしょうね。
私の業界では1年に1回程度着物パーティーなる物が開催されています。
みんなここぞとばかりの着物を着てこられて圧巻の着物シーンになってます。
そんな場所で着てみたい方は着物専門店でお誘いを受ければ出席できますよ。
ご参考までに。
【お葬式】
昔から、喪主にあたる人は喪服(黒紋付)を着用します。
ですが、ここ最近はほとんど喪服を着用することが減りました。
故人を思って是非着用してほしいところですが、「めんどくさい「手入れができない」といった理由から着用機会が激減しました。
着物はいつ着るの?着物を着る機会場面【カジュアル】
【花火大会】
浴衣=着物と分類するなら一番目にする機会が多いのではないでしょうか?
夏になると10代、20代の女性を中心に浴衣ブームがきます。
浴衣を夏着る普段着の着物ととらえて楽しんでみても良いのではないでしょうか?
【カフェ・お食事】
日頃のランチやディナー、カフェに着物を着ていく方も増えました。
何かないと着物は着れないものではありません。
何もない休日に着物を着てお出かけしても良いですね。
【ライブ・コンサート】
野外ライブや音楽鑑賞、コンサートに着物を着ていく方も多くなりました。
人とは違う衣装で行きたいと考えている方は着物で行くことをおススメします。
私もバイオリンコンサートに先輩と二人で着物姿で行きましたが、演奏者の方の印象が良かったみたいで相手の方から握手を求められた事もあります。
【同窓会】
着ていく洋服に困ったら、是非着物をお試しください。
昔の友達や異性の友達からの注目度が上がります。
【観劇・相撲】
歌舞伎・狂言・能や相撲まで色んなイベントに着物を着ていく方が増えました。
日本の伝統文化での行事は本当に着物姿の方が多いです。
その場で意気投合して食事に行ったなんてお客様の声も聴くほどです。
個人的にはおすすめの着物を着る機会だと思います。
【初詣】
定番の着物を着る場所ですね。日本中が着物を着るムードになっています。
年の初めに着物で出かけるとなんか良い事が起こりそうですね。
【季節のイベント】
町おこしの一環で各地でイベントが行われています。
お雛様の時期、ハロウィーン、クリスマス、など街を上げて盛り上がるシーズンに着物でお出かけも良いのではないでしょうか?
色んな出会いがあったりするものですね。
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着物はいつ着るの?着物を着る機会場面12選。|まとめ
- フォーマルの着物は招待状をもらった時、もしくは招待状を送った時の着物として着用します
- カジュアルの着物は普段の延長で着用し、自分の趣味として楽しむために着る物
着る機会がないと良く言われる着物ですが、カジュアルの着物は毎日でも着ても良いんですよ。
今日は天気が良いからよか、休みだからとか、理由は関係ないんですけどね。
それでは素敵な着物ライフをお楽しみください。