こんな質問にお答えします。
この記事を読んで欲しい方
男の着物の着丈はどれぐらいの長さがベストか?
着こなし方は?
短い場合や長い場合の対処方法は?
この記事の目次
男の着物の着丈はどれぐらいの長さがベストか?
普段着として着物を着たい方はまず、父親や、おじいちゃんに相談して男物の着物がないか相談しがちですね。
父親や、おじいちゃんの着物と自分のサイズが合っているのか心配ですよね。
身長の差があり短いかな?長いかな?と気になるものです。
着物の場合
男の着物の着丈は長ければ長いほどカッコ良いです。
正面から見て足の甲に付くぐらい、後ろから見てかかとギリギリが個人的にはベストな長さです。
逆に短ければ短いほど、着姿としてダサいと感じます。
短さの目安は「くるぶし」が見える事です。
具体的に説明すると着物の場合足袋を履きますね。
足袋を履いた時に着物と足袋の間に素肌が見えている場合は貴方と着物のサイズが合っていないという事です。
立ち姿ならまだしも少ししゃがんだり、座ったりすると素肌が余計目立ちます。
「くるぶし」が見えるかを基準に着物の長さを確認しましょう。
浴衣の場合
浴衣の場合は多少「くるぶし」が見えても短さを感じさせません。
理由は足袋を履かずに素足で浴衣を着る為です。
季節は大体夏で足元は素足ですのでくるぶしが見えてても大丈夫です。
男の着物の着こなし方は?
男の着物の着こなし方は
でも解説しています。
おなかにタオルなどの補正をした場合着物の着丈は上に上がってきます。
更に着丈が短くなることもあり、長さには気を付けたいですね。
短い場合や長い場合の対処方法は?
羽織ってみて明らかに短いと感じる場合は着丈出しという方法があります。
全体的に短いのであれば、一回反物に戻し水洗いする「洗い張り」という加工をして、再度仕立て直すという方法を取ります。
着物自体の汚れを落とせる加工ですのでスッキリして着物も長持ちします。
着物の生地の可能な限り貴方の今のサイズに仕立てる事が出来ます。
料金を少々かかりますが、大切な一枚なら是非お試しください。
まとめ
- 男の着物の着丈は「着物」と「浴衣」でOKなラインが違う
- カッコ良い着こなしの為に着丈には気を付ける
- 短いと感じたら仕立て直しも検討する
男の着物はそうそう新調するものではありませんよね。
大体譲ってもらうか、作ってもらうかだとおもいますが、自分のサイズに合っているのかわからない方も多いようです。
個人的には男の着物は長ければ長いほどカッコいいと思います。
逆に短い着物は見ていて違和感を感じます。
男の着物着こなしの最重要ポイントの一つですので、着丈には十分気を付けて着物ライフをお楽しみください。
それでは。