着物での男女の違いを知っていますか？ポイントは簡単3つです

2020年3月14日 2021年10月16日

悩む女性

着物で男女の違いってあるんですか？具体的にはどんなところが違うのでしょうか？男性の着物を女性が着たらおかしい物でしょうか？

こんな質問にお答えします。

こんな方におすすめ

この記事の目次

男性の着物にはありません。

女性の着物で袖には身八つ口という部分があります。

所説ありますが・・・

女性の体温調整の為に袖の振りが空いている説があります。

昔は赤ちゃんに授乳させる為に空いていたという説もあります。

とにかく先人たちの知恵が垣間見えます。

着物の着付けで男女の違いといえば衣紋にあります。

男性は着物の着付けでは、首の後ろにピッタリ付けた状態で着付けをします。

女性の着物の着付けは衿の後ろは若干空いています。

くりこしといい、仕立てる際もカーブを付けて仕立てます。

より着姿を美しく見せる効果があります。

男性は「対丈」といい、着物を羽織った長さが着丈になります。

肩からくるぶしまが隠れるまでを基準に着物を選んでください。

一方女性の着物の着丈は「おはしょり」という部分を作ります。

その為男性の着物と違い着物自体が長いです。

着付け自体もおはしょりを作る為腰ひもを2本使用して調節します。

昔の方は妊娠しても着物を新調せずにおはしょりを余分に設けていることでお腹が大きくなっても対応できるようにしていたそうです。

すごい知恵ですね。

無地系の着物は多少見分けが難しいとおもいますが、

男性は羽織ると長いと思うし、女性は羽織ると短いと感じます。

コスプレと割り切るならOK、旅館の浴衣ならOKです。

着物の男女の違いは上記で解説しましたので、男性も女性の間違う事はないでしょう。

まとめ

女性の着物には身八つ口という部分がある
女性の着物の着付けは夢寐の後ろが空いている
女性の着物の着付けではおはしょりをつくる

間違う事はないと思いますが、参考までに

それでは。