こんな質問を聞くようになりました。
男性の皆さんも着物着てオシャレしたいですよね？
男の着物って意外と皆さん詳しくないですよね私はほぼ毎日着物を着て仕事をしています。
今回は男性の普段着着物について解説します。最後までご覧ください。
私は着物業界で働いで20年になります。
男女共にフォーマルの着物から安価なカジュアルの着物まではば広く日々お客様にご紹介しています。
この記事では男性の方が普段着として着物を着る為にに必要な事をご紹介いたしますので参考にしてください。
この記事の目次
男の着物の種類や関連小物の全貌を解説します。
男の着物の季節感の紹介
男の着物の季節感の紹介4,5,6月 9,10,11月は着物＋帯＋雪駄
7,8月は浴衣＋帯＋下駄
12,1,2,3月着物＋羽織＋帯＋雪駄
という感覚でしょうか。
お住まいの地域にもよりますが、だいたいこんな感じです。
１年を通じて、着物を着る場合参考にしてみて下さい。
男の着物の種類の紹介
男性の着物で一番多いのはウール、紬です。
ウールの着物
だいたい紺色一色でザラザラした質感の着物。
羽織とセットになっている場合が多く父親、おじいちゃんが持っている事が多いです。
今から購入するとなるとなかなか商品として手に入らない為、着たい方は譲ってもらうしかないですね。
紬の着物
ザックリとした質感だけど、絹のなので、柔らかく温かいのが特徴です。
着心地が良くて、歩きやすいですね。
個人的には一枚持ってもらいたいです。
綿の着物
浴衣綿の着物の代表です。
自宅で簡単に洗濯が出来てメンテナンスが楽です。
値段も一番安く男性の着物始めには最適ですね。
浴衣ではない木綿の着物や絣と呼ばれる物もありますので、探してみて下さい。
デニム素材の着物
最近急激に増えたデニム素材の着物です。
ガシガシ洗えて色落ちもします。
ジーパンと同じで自分で色合いを育てる着物でおしゃれです。
物によってはリベットが付いており、着崩れ防止になり初心者にはかなりおススメな一品です。
ジャージの着物
ついにここまで来ましたね。
とにかく伸びる素材で着やすさ抜群です。
素肌に触れてもサラサラで裾さばきが良く歩きやすいのが特徴です。
シルエットもきれいに着こなせます。
シワにもなりにくく、自宅で洗濯可で今注目の着物です。
男の着物に合わせる帯は？
角帯と兵児帯の2種類です。
角帯
男性の帯の8割は角帯ですね。
ビシッと後ろ姿まで決まります。
兵児帯
着心地も着姿もゆったりしたい方にオススメです。
結び方も簡単で蝶結びさえ出来ればOKです。
男性の帯は基本的に決まりはありません。
購入するなら角帯の方が種類が豊富です。
綿、ポリエステル、絹の素材があり、値段もそれぞれです。
締め心地な良いのは絹の角帯です。
一度締めたら緩まないのが特徴です。
関連記事>>>男の着物に合わせる帯は？種類や結び方など解説します。
男の着物に合わせる長襦袢の紹介
浴衣以外は長襦袢が必要です。
ですが、私は20年着たことがありません。
理由は暑いからですね。
長襦袢の上半分の半襦袢という物とステテコで十分です。
男の着物に必要な小物は
着付けに必要な物や関連小物の紹介します。
足袋
基本的に普段着は黒。
カラフルな柄を取り入れた柄足袋でも良いです。着物とのバランスですね。
雪駄or下駄
雪駄が良いですが、オーソドックスな物はダサいので、ちゃんと選びましょう。
鼻緒が白の物はフォーマル物ものなのでオススメしません。
下駄になるとよりオシャレになります。
歩いた時の下駄のカランコロンはたまりませんね。
ちなみに私は断然下駄派です。硬い所歩くと膝が痛くなりますのでお気を付けて。
関連記事>>>男の着物もおしゃれは足元から！【おしゃれアイテム3選】
手提げ袋
信玄袋というものがあります。
男性の手提げ一択ですが、市販のショルダーポーチでも良いと思います。
扇子
夏の必須アイテムです。
開く、仰ぐ、閉じるを繰り返すので多少値段が高くても丈夫で良い物を持っておきたいものです。
マフラー
冬場の防寒対策に必須なのがマフラーです。
着物＋羽織＋マフラーは男性の最強セットですね。
オシャレで、女性ウケも大変良いですね。
男性着物はホントに人気になりました。
オシャレな着物生活をお楽しみ下さい。
関連記事>>>男の着物着こなしの4つのポイント解説します。
