こんな質問にお答えします。
この記事を読んで欲しい人
- 使っている和箪笥の引き出しと引き出しの間に隙間がある
- 注意しておく事はある?
- なんか便利グッズがあれば知りたい
この記事の目次
和箪笥を中古で購入したけど注意しておく事はある?
- 中古和箪笥に不安がある時はこまめに虫干しを行う
- 和箪笥本体のケアも怠らない
- 湿気対対策のグッズを使用する
すこし説明します。
中古和箪笥に不安がある時はこまめに虫干しを行う
和箪笥の引き出しなどに隙間がある場合はどんな間隔の隙間でも湿気が入ります。
桐の和箪笥は着物の保存に最適とされていますが、条件があります。
ココがポイント
桐の和箪笥は密閉されているから防湿・調湿している
桐の和箪笥が着物保尊に優れいている理由は上記の理由です。
和箪笥を買い替える事を考えないでできる対策として、お金をかけず今すぐできる簡単な着物のお手入れは「虫干し」です。
虫干しは先人の知恵で昔から着物のメンテナンスとして真っ先に行われてきました。
まずはこまめな虫干しをして防湿してください。
虫干しの詳細は着物の虫干しの時期はいつが最適?時間や場所は?解説します。を参考にご覧ください。
一年で3回こまめに虫干しを行う事で長期間絹の着物を保存できます。
お試しください。
和箪笥本体のケアも怠らない
中古の和箪笥を使用する前にタンス本体のケアも大切です。
絹の着物を長期間保存していてカビを引き起こす場所は和箪笥だからです。
以前のお客様に着物についたカビを除菌して、納品してすぐに和箪笥のしまったはずなのにまた同じ着物にカビが生えたと連絡を受けました。
原因はカビの発生源である和箪笥をカビの除菌をしていなかった事でした。
その和箪笥は30年ほど使用していたそうです。
着物のついたカビを除去しても和箪笥の除菌を怠るとまたカビの発生源に戻すことになります。
中古で気になる和箪笥はまず和箪笥本体のケアも行いましょう。
和箪笥と相性の良い湿気対対策の便利グッズ紹介
大切な着物を長期間きれいに保管するには湿気対策は万全にしておきたいものです。
桐の和箪笥+αで揃えておきたい便利グッズを紹介します。
関連記事>>>【プロ厳選】除湿剤は繰り返し使える物がベスト!おススメ除湿剤を紹介
関連記事>>>【超便利】着物キーパーはお一人様分収納に最適解な理由
用意しておいて間違いない便利グッズですので、必要な数用意しておくと余計なメンテナンス費用が抑えられますね。
和箪笥やっぱり新品の方が良い?
ちょっと不安が残る和箪笥を使用しているなら新品の桐の和箪笥に買い替えた方が良いです。
理由は、余計なメンテナンス費用が掛からないで済むからです。
カビ抜きの費用を考えたら新品の和箪笥を購入した方が、長い目で見るとコスパがよいです。
今使っている和箪笥に不安があれば買い替えをおススメします。
関連記事>>>着物タンスはニトリ製でも十分ですよ。プロがレビューします。
身近な家具の専門店でも良い和箪笥は揃いますので、参考に。
着物のカビ抜き加工をする場合
カビ抜きは丸洗い(ドライクリーニング)では落ちません。
カビ抜きという染み抜きと同じ加工が必要です。
ココに注意
部分的にカビを抜く場合の相場は10,000円前後
全体のカビ抜きの相場は20,000円前後
だと考えておきましょう。
更に抗菌加工(今後カビが発生しにくくする加工)が8,000円前後かかります。
和箪笥を中古で購入したけど注意しておく事は?やっぱり新品の方が良い?|まとめ
- 桐の和箪笥は密閉性の高い物を選ぶ
- 不安がある時は便利グッズを使用する
- こまめに虫干しを行う事で湿気対策する
今は本当に式事で着物を着る機会も減りました。
でも、大切な着物の長期間保存するためにも、和箪笥は欠かせないものですね。
少し不安はある時は買い替えも検討しても良いでしょうね。
将来的にコスパが良いといえます。
それでは。