こんな質問にお答えします。
本記事では「浴衣にはなぜ作り帯をおススメしないか」の理由が5つのポイントから分かります。
少々面倒くさくても自分で結ぶ半巾帯を結んでください。
ポイント
この記事を読んで欲しい方
この記事の目次
浴衣の作り帯をおススメしない理由5点
浴衣の作り帯は形が単調
浴衣の作り帯はデザインが乏しい
浴衣の作り帯は結ぶのが難しい
作り帯にしては値段が高い
作り帯は保管がめんどくさい
上記の5点から作り帯をおススメしない理由を解説します。
少し深堀りします。
浴衣の作り帯は形が単調
作り帯の形は基本的に1~2パターンしかありません。
文庫結びといいリボンのような形で昔からよくある結び方です。
せっかく今年の浴衣は個性的にしたい!
人と違うものを選んだつもりでも帯を作り帯を選んだ瞬間どこにでもいる着姿と一緒になります。
個性がなくなります。
自分で浴衣姿を見る時は正面がメインですが、人が見る貴方の着姿は360度が浴衣姿です。
当然結んでいる帯にも目を向けます。
帯の結び方で個性を演出するといっても良いです。
美容室で帯を結んでもらっても良いですので、作り帯は使わない方が良いです。
浴衣の作り帯はデザインが乏しい
浴衣の作り帯の配色は良くて表と裏の2色の物が主流です。
帯自体に織の文様が入るぐらいで、お世辞にもおしゃれとは言えません。
浴衣の着姿をより良く魅せるのは帯の役目です。
帯にお金をかける事で浴衣の価値が上がります。
浴衣姿の正面は貴方の顔が主役ですが、後ろ姿は帯が主役になります。
帯のデザインはかなり重要な要素です。
浴衣の作り帯は結ぶのが難しい
浴衣に合わせる作り帯には細い紐が付いていて、その細い紐で帯を締めます。
お腹周りに一周帯を締めて細い紐で結んだ後に、文庫に結んだ本体をかぶせます。
しっかり締めないとグラグラ動いたり、緩んだりと大変です。
もし、浴衣を着て出かけた先で、作り帯本体が緩んで落ちたりしたら大変です。
帯の結び方や力加減を自分で知らないと結びなおしができません。
よく花火大会の会場で作り帯本体が転がっていることがあります。(悲惨です)
作り帯は意外と結ぶのが難しいと思ってください。(プロは結ぶのを嫌がります。)
作り帯にしては値段が高い
自分で結ばなくて良くて結んだ部分が崩れないという面では優秀ですが、帯自体2,000円~3,000円と考えると割高と感じます。
自分で結ぶ半巾帯で2,000円~3,000円出せばかなり良い物が揃います。
ブランドの半巾帯は別ですが、長く使えて両面使える物などバラエティー豊富に揃います。
3,000円出す予算があれば自分で結ぶ努力をすればもっと個性的におしゃれな帯が揃います。
作り帯は保管がめんどくさい
作られた帯はタンスには保管できません。
値段が安い物は箱にも入っていない為、保管に困ります。
押し入れやクローゼットにそのまま入れれて保管しないといけません。
作り帯は多少の金具が使用されていて長くしまうと湿気などで金具が錆びる場合があります。
その作り帯をまた来年使う事になります。
結び目をばらして保管する訳にもいきませんので、少し邪魔になりますね。
自分で結ぶ半巾帯は4つ折りでたたんで保管できます。タンスにも仕舞えます。
保管の事も考えて購入を検討してください。
浴衣の帯はレベルに合わせて自分で結ぶ
浴衣に合わせるクシャクシャ兵児帯
非常に結び方が簡単です。
靴ひもを結べればOK蝶結びが出来れば結べます。
貴方の体格に合わせて帯のボリュームを調整できて結び方にバリエーションが増えます。
もともとシワ加工されているので、結び方を気にすることはありません。
作り帯では物足りないなと感じる方や、下手でも自分で締めてみたい方には一番におススメします。
保管やメンテナンスも簡単で、ポリエステル素材なので洗濯機で洗えますし。シワを気にせずにたたんでタンスにしまえます。
カラーバリエーションも豊富で、個性を出すこともできますね。
結び方は無料動画などで検索すれば出てきます。
今注目の帯です。
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浴衣の作り帯をおススメしない理由5点|まとめ
1年で何回も浴衣を着て欲しいですが、そうそう着る機会があるものではありませんよね?
せっかくの1回を個性的で、周りと被らない着方をしてほしいので作り帯はやはりおススメできません。
一歩踏み出して自分で帯を結ぶことができれば、圧倒的に個性を演出できます。
まずは簡単な兵児帯から始めてみてはいかがでしょう。
きっと素敵な浴衣ライフが訪れますよ。
それでは。
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