こんな質問にお答えします。
大人気漫画「鬼滅の刃」にあやかって記事を書いてみたいと思います。
「鬼滅の刃」の主人公の竈門炭治郎の羽織の柄を着物が本業の私が解説いたします。
この記事の目次
鬼滅の刃の羽織の柄意味【竈門炭治郎】の柄
市松文様
江戸時代の歌舞伎役者である初代佐野川市松が江戸・中村座での舞台
「心中万年草(高野山心中)」
で小姓・粂之助に扮したことに由来しています。
もともと白と紺の正方形を交互に配して袴を履いてた事から人気になったそうです。
歌舞伎役者の市松はその後も文様を愛して使用して流行に至ったようです。
市松文様とは「人の名前」が由来しています。
「市松模様」「市松格子」「元禄模様」と呼ばれるようになっています。
竈門炭治郎が着ている羽織は市松文様という柄です。
市松文様と配色
竈門炭治郎の羽織の配色はオリジナルでしょう。
緑色と黒の配色は漫画やアニメ特有の配色といえます。
今現在販売されている着物、羽織の配色の組み合わせとして個人的に見たことありません。
作者のオリジナリティーが色濃くでているといえます。
基本的に市松紋はモノトーンの配色が多いです。
2020年東京五輪の「組市松紋(くみいちまつもん)」
市松文様は東京オリンピックのマスコットの「ミライトワとソメイティ」にも使用されています。
日本を代表する柄といっても言い過ぎではありませんね。
(※2020年4月時点で東京2020オリンピック、パラリンピックは開催延期となっています。)
鬼滅の刃の羽織の関連グッズ
鬼滅の刃の羽織柄シャツ
iPhone 11 ハードケース
関連グッズも次々販売されてかなり身近な柄になってきました。
この機会にチェックと呼ばずに「市松柄」を覚えてください。
鬼滅の刃の羽織の柄|まとめ
大人気漫画「鬼滅の刃」の主人公竈門炭治郎が着ている羽織の柄の正体は実は江戸時代の歌舞伎役者の名前から付いた「市松柄」という物でした。
着物でも大人気の柄で季節感がなく、どんな組み合わせもできる万能な柄なんです。
ますます目が離せない「鬼滅の刃」の炭治郎の活躍に期待してしまいますね。
それでは。